交通事故等で、胸部と腹部を隔てる膜の下部が破れ、腹腔内臓器が細胞内に出る状態をいいます。
手術により整復する場合があります。
交通事故等で、胸部と腹部を隔てる膜の下部が破れ、腹腔内臓器が細胞内に出る状態をいいます。
手術により整復する場合があります。
会陰部の筋肉がゆるむことにより、直腸の宿便が会陰部にたまったり、膀胱が脱出する場合があります。
未去勢のオスに多く、排便、排尿し困難が起こる場合、去勢手術をしてヘルニア孔を周囲の筋肉を利用して閉鎖します。
胎児期に母親の胎盤とつながっている臍帯が閉鎖せずに残り、腹腔内の臓器や脂肪が皮下にでてくる臍ヘルニアと、鼠頚部から大腿部を養う血管や神経の通る孔より腹腔の内容物が出てくるのが鼠径ヘルニアです。腹腔の内容物がもどらない状態になると、緊急性を要します。予防的にヘルニア痕を外科的に修復することを勧めます。
中高齢の雌犬のホルモンのバランスに関連した疾患のひとつです。発情休止期に卵巣よりプロジェステロンが分泌され、子宮の活動が低下し、子宮内に膿がたまります。
症状はおなかがはる、少し軟便になる、陰部より悪露がでる、飲水量が増える等です。
基本的には、外科手術による子宮卵巣摘出手術です。
若齢時に避妊手術がしてあればなることはありません。
子宮蓄膿症と同じように8才位より乳腺部にしこりができる病気です。
子宮蓄膿症と同じようにホルモンのバランスに関連し、猫では90%が悪性、犬でも50%が悪性です。
若齢時に避妊手術がしていあればなりにくい病気です。
腫瘍ができた場合は、可能であれば避妊手術をして乳腺部の腫瘍を外科的に摘出することをお勧めします。
犬や猫、フェレットでは、異物(おもちゃ、布、糸、プラスティックキャップetc)を摂食した時におこります。
嘔吐や下痢、食欲がなくなり、閉塞(異物がつまっている場合)していると、内視鏡下(胃、十二指腸の一部)で摘出又は、外科的に摘出することが必要な場合もあります。
近年人間の食べるものを食べる子、遺伝子的になりやすい子、膀胱炎を繰り返す子の一部に、膀胱内に結石が(ストラバイト、シュウ酸カルシウム、尿酸アンモニウムetc)できる子があります。食事や薬で溶けない場合、血尿や頻尿がきつい場合は、外科的に摘出する場合もあります。一部内科的に処方食等を食べて溶ける種類の石もありますが、金平糖様のシュウ酸カルシウムの石については出血を繰り返し膀胱粘膜が肥厚してしまうので摘出します。
(Mダックス、ペキニーズ、コーギー)
ミニチュアダックス、コーギー等は椎間板ヘルニアを起こしやすい犬種です。約5頭に1頭は生涯のうちに1度以上強弱はあるものの、椎間板ヘルニアを発症するといわれています。
椎間板ヘルニアは神経学的検査、レントゲン撮影などで発症する危険性を、神経学的検査、レントゲン撮影等で発症する危険性を推測できることがあります。
またKYOTO ARとリンクしていますので、必要であればMRIの撮影をご紹介することもできます。